探偵被害

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更新日：2022/12/5 その他

悪質探偵業者が逮捕される

２０２２年１１月２日、準詐欺（刑法２４８条）で探偵業を営む男性らが逮捕されたという報道がありました。

準詐欺罪とは、人の心神耗弱に乗じて、財物を交付させ、又は財産上不法の利益を得、若しくは他人にこれを得させることを内容とします。

欺罔行為（騙す行為）が行われておらず、通常の詐欺罪（246条）で捕捉しきれないが、相手方の意思に瑕疵（かし）の有る状態を利用する点で詐欺罪に類似するという点に鑑みて、詐欺罪に準ずる犯罪類型として処罰することを目的としています。

本件では、探偵業を営む男性らが、依頼者の男女から「電磁波攻撃を受けている」などと相談を受け、2人の判断能力が低下していることを知りながら契約を行い、約80万円をだまし取った疑いがあるとのことです。

当職は、本件と同様に、電磁波攻撃を受けている、集団ストーカー被害に遭っているという依頼者の不安につけこみ、高額な調査料を支払わせておきながら、調査料に見合う調査を行わなかった探偵業者から、支払った調査料全額を回収した実績があります。

探偵業者に調査料を支払ったのに、全く調査をした形跡がない（調査報告の内容に問題がある）等で困っている方は、まずはご相談ください。