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悪質商法・詐欺被害についての考え

新年ということで、あらためて、悪質商法・詐欺被害についての当職の考えを記します。

今から10年前、2015年ころまでは、いわゆる出会い系サクラサイト詐欺被害、パチンコ攻略法詐欺、競馬必勝法詐欺などどの被害が多かったと認識しています。
その後、情報商材詐欺、副業詐欺などが増えてきて、ここ数年は、SNS投資詐欺、国際ロマンス投資詐欺などが多くなっていると理解しています。
このように、社会の変化(例:いわゆる出会い系サイトがマッチングアプリに名称が変わり、内容も変化した)、連絡ツールの変化(例:スマートフォンの普及、SNSの普及)に応じて、悪質商法・詐欺被害の「流行」も変化しています。

この種事案の被害回復の最大のポイントは、時間的に間に合うか、相手の実体に辿り着けるか、です。

時間的に間に合うか、というのは、具体的には、まず、クレジットカード決済のチャージバックに関しては決済から120日以内という期間制限があることが挙げられます。
また、身も蓋もない言い方ですが、相手(詐欺業者)が現在も同じこと(詐欺)を続けているか、それとも既に店仕舞いをしたかによって、回収可能性が変わってきます。

相手の実体に辿り着けるか、というのは、例えば、詐欺組織に口座を使わせてしまった資力のない口座名義人ではなく、詐欺組織の本体(詐欺を計画している張本人、黒幕)を特定できるか、ということです。
相手の実体に辿り着くための手掛かりは、法人登記情報、詐欺に使用された電話番号などです。

詐欺をするような連中は、社会の変化、連絡ツールの変化に応じて、手を変え品を変え、詐欺の手口を編み出しますが、被害に遭ってから未だ時間が経っていない段階で相手の実体に辿り着くことができれば、被害回復できる可能性はあります。

被害に遭ったことに気づいた、もしくは、自分が行っている「投資」は実は詐欺で、自分は騙されているのではないかと感じた人は、すぐにメールで相談していただければと思います。一定程度のメール相談は無料で対応します。
メールを受け取ったら、速やかに、回収の見込み、事件処理の見通し、費用を案内します。
そして、依頼を希望された場合、面談の候補日を提示します。
一人で抱え込んで苦しみ続けるのではなく、相談メールをください。

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