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集団訴訟のメリット・デメリット

大規模な投資詐欺の被害者が参加するLINEのオープンチャットで、集団訴訟へ参加を呼び掛ける投稿を目にすることがあります。

ここでいう集団訴訟とは、同一の投資詐欺等の被害者が集まって提起する訴訟を意味します。

集団訴訟のメリットとして、①裁判にかかる費用(主に、弁護士に依頼する際に支払う着手金)の一人当たりの負担を少なくできること、②参加者同士で情報共有できること、が挙げられます。

一方で、デメリットとして、①参加者の取りまとめに時間を要するため、初動(訴訟提起)が遅くなる場合があること、②回収したお金を参加者で分け合うことになり、個々の参加者の手元に渡るお金が少なくなる可能性があること、が挙げられます。

集団訴訟への参加を検討する場合には、上記のメリットとデメリットを考慮して、判断する必要があります。

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