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チャージバック

詐欺やクレジットカード不正利用の被害にあった場合、そのままにしているとクレジットカード会社から請求を受け、クレジットカード代金を支払わなければならなくなります。
このとき役立つのがチャージバックという手続きです。これによりカード会社からの請求をストップすることが可能になります。
 

チャージバックとは

チャージバックとは、詐欺被害やクレジットカード不正利用の被害にあった消費者がクレジットカード利用代金請求の取り消しをクレジットカード会社に求める手続きをいいます。
クーリングオフ制度の利用や支払停止の抗弁ができない場合でも利用できる可能性があるため、被害の回復手段として有効です。
 

チャージバックの仕組み

ここではクレジットカード決済およびチャージバックが行われた場合の流れを紹介します。
 

クレジットカードの利用から実際の支払いまで

まず、クレジットカードの利用から、実際にクレジットカード会社から請求が来るところまでを見てみましょう。
 

利用者がカードを使う

利用者がカードを使って商品・サービスを購入すると、クレジットカード会社が販売者(自社クレジットカードの加盟店)に対してその分の利用代金を立替払いします。
 

クレジットカード会社が利用者に利用料金を請求する

クレジットカード会社はカード利用者の利用代金をまとめて利用者に請求します。
 

支払い・引き落としが行われる

利用者がクレジットカード会社に口座引き落としなどの形でお金を支払います。
 

被害発覚からチャージバックまで

以上がクレジットカード利用から実際の支払いまでの流れです。クレジットカードの不正利用などが発覚した場合、チャージバックの手続きを行うことになります。
 

利用者がクレジットカード会社に連絡する

明細書などから不正利用が発覚したした場合、利用者はクレジットカード会社に連絡し、チャージバックを求めることになります。
 

クレジットカード会社が調査・判断を行う

チャージバックを求められたクレジットカード会社は加盟店への確認、証拠収集を行い、チャージバックを認めるべきかどうか判断します。
 

加盟店はクレジットカード会社に受け取ったお金を返金する

チャージバックが認められると、販売店での売上が取り消され、利用者はお金をカード会社に支払わなくてもよくなります。一方、加盟店側は受け取った商品・サービスの代金をクレジットカード会社に返さなければなりません。
 

取引トラブルや不正利用被害にはチャージバックを

カードの不正利用のほか、商品の発送が行われないなど取引に関するトラブルが理由でチャージバックが認められるケースもあります。
いずれにせよ、こうした取引トラブルや詐欺、不正利用に関する案件については、早めに対処することが大切です。
もしも不安なことがありましたら、一度弁護士にご相談いただければと思います。

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