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利殖勧誘(儲け話)詐欺

利殖勧誘詐欺とは、儲け話を使った詐欺のことをいいます。コロナ禍にあって被害額が増えているタイプの詐欺の1つで、最近では大学生などの若者が狙われるケースも増えています。
ここでは利殖勧誘詐欺の概要について解説します。
 

利殖勧誘詐欺とは

利殖勧誘詐欺とは、「絶対に儲かる」「元本を保証する」というふれこみの儲け話を持ちかけてお金をだまし取る詐欺のことです。
持ちかけられる儲け話には未公開株や外国通貨、債権の取引、ファンド、新規事業、鉱物採掘権への投資などさまざまなバリエーションが存在します。なかには投資被害の救済を装い、過去に投資被害にあった人をだまそうとする手口もあります。
高齢者が狙われやすいといわれていますが、近年ではコロナ禍の影響もあり、将来の生活に不安を抱える若年層の被害も増えてきています。
 

利殖勧誘詐欺の手口

利殖勧誘詐欺には、さまざまな手口が存在します。
 

友人・知人から紹介を受けるパターン

友人・知人から「おいしい儲け話がある」「すごい人を紹介する」と誘われ、その流れで詐欺の被害に遭うパターンです。喫茶店などに呼び出された被害者に対して、詐欺グループに言葉巧みに「おいしい話」を持ちかけて、「絶対に儲かる」とのふれこみの高額の情報商材を買わせたり、暗号通貨投資を持ちかけたりします。
「紹介者には紹介料を支払う」といったねずみ講的な仕掛けが使われることもあり、被害者がいつしか加害者側にまわってしまうケースもあります。
 

公的な機関を装うパターン

金融庁などの公的な機関を装い、被害者我からお金をだまし取るパターンです。「この株は安全です」などと公的な機関を名乗る者が嘘の情報を提供し、「公的な機関の言うことだから」と信頼した被害者に未公開株や債権などを買わせます。
 

被害を回復するとだますパターン

過去に投資詐欺の被害にあった方に対して、「損した分を取り戻してあげるから」とささやいて、さらにお金をだまし取るパターンもあります。
 

劇場型犯罪パターン

A社、B社、C社といったように複数の関係者が入れ替わり立ち替わり連絡してくる劇場型犯罪の形を取るパターンもあります。
「よい条件で手持ちの未公開株や社債を買う」という会社が次々と現れるなどした結果、被害者は儲け話が本当だと信じ込み、詐欺グループの言うとおりに架空の未公開株や社債などにお金を払ってしまうのです。

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