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利殖勧誘詐欺で返金される確率は低い

利殖勧誘詐欺とは

利殖とは、利子・利益を得て財産をふやすことを言います。
そして、利殖勧誘詐欺とは、利殖願望を利用して、未公開株、社債、ファンド型投資商品、株、外国通貨、分譲マンションなどで儲かるなどの話をして勧誘し、金銭をだまし取る詐欺行為です。
被害者の多くが高齢者ですが、最近は低金利や低賃金による将来の不安がある若者も被害者になっています。

利殖勧誘詐欺の種類

複数の業者が連携してだます「劇場型」

たとえば、突然A社と名乗るところから電話がかかってきて、「田中会社の株を持っていたら売ってくれませんか。」と言われ、被害者は持っていなかったので電話を切ったが、後日、B社から電話があり、「田中会社の株1株100万円で買ってくれませんか。」と電話があった。被害者は、A社に電話をかけたところ、1株300万円で買うと言われ、儲かると思って、B社から株を購入した。
しかし、A社とB社は結託してだましていたので、その後被害者はA社と連絡が取れなくなり、損をするというケースです。
立て続けに同じ会社の株など、都合が良すぎる電話がかかってきたら疑 うことが大事です。

金融庁などを装う「公的機関装い型」

公的機関の職員が民間の株などを勧めることは絶対にありません。もし財務局と名乗るところから、「C社は上場するから高値になるし、買うのがおすすめです。」と言われても、だまされて株を買う人は少ないと思います。しかし、その後金融庁の職員を名乗る人から、「存在しない株を売りつける詐欺について調査しているんですが。」と言われ、最近C社を勧められた、という話をしたとします。前者と後者は結託して同じ詐欺グループであり、後者に「C社は立派な上場会社ですよ。今後株価があがる優秀な会社です。ここだけの話、同僚からおすすめされて、私も買いました。」と言われ、信用してしまい、だまされるケースです。

事情により自分で買えないとして他人に買わせる「代理購入型」

「中村マンションが今後高値で売れると聞いて買いたいが、いま仕事が忙しくて手続きができないので、代理で購入してくれないか。もちろん、手続きの費用もかかるし、手間をとらせるので、代金に5%上乗せして支払う。また、必ず利益がでる物件だから、さらに5%上乗せするよ。」と言われ、これは良い話だと思って業者に購入代金を支払ったら、業者も、代理購入させた人も同じ仲間で一緒にだましていて、被害にあうというケースです。

被害回復ができるとして新たな未公開株などを購入させる「被害回復型」

例えば、過去に利殖詐欺にあった被害者に、「損をして困っていますよね。D社の未公開株は必ず高値で売れるので100万円で買いませんか。以前損をした株はこちらで買い取ります。として、E社から電話があり、100万円を先に指定口座に振り込むと、その後E社と連絡がとれなくなって、だまされるというケースがあります。

利殖勧誘詐欺で返金される可能性

ダイレクトメールやパンフレットの送付、電話での勧誘という手法が多く、足がつきにくい方法でだましてきます。氏名や住所がわからないと、詐欺として捜査することは簡単ではありません。また、上述したとおり、利殖勧誘詐欺は、グループで行う組織犯罪であることが多いです。奇跡的に、実際に電話などで勧誘した犯人を捕まえても、犯行を実行しただけで、だまされたお金は別のところにあることが多いです。
被害者としても、普段聞き慣れない言葉を聞き、難しい話をされ、「だから任せてください。」と丸め込まれることが多いとです。しかし、そんな上手い話はないと思って警戒することが大事です。そのように言葉巧みにだます人たちは、たとえ実行犯人が捕まっても自分たちは捕まらないようにしています。たとえば、詐欺の電話をかける人をアルバイトのような形で雇い、その人たちに教えているのは嘘の名前と連絡先である、ということがあります。そのようなやり方から、結局首謀者や大金を受け取っている人たちを特定することは難しいです。
よって、利殖勧誘詐欺で返金される可能性はかなり低いといえます。

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