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インターネット口座への不正アクセス・送金被害の補償要件について

インターネット口座から勝手に預金が送り出される不正送金被害は2023年上半期に約30億円に上り、過去最悪のペースで推移している。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE244U70U3A021C2000000/

インターネット口座への不正アクセス・送金被害については、一定の要件のもとで、対象口座を管理する金融機関による補償が受けられる。

補償要件の中で、最も重要かつ一義的なものは、いわゆる30日ルールである。

すなわち、補償を受けるためには、被害発生日から30日以内に、金融機関への通知(被害申告)を行う必要がある。

https://www.zenginkyo.or.jp/news/2008/n2933/

ここで注意する必要があるのは、被害「発覚」からではなく、被害「発生」から30日以内に通知を行う必要があるということである。

万が一、インターネット口座への不正アクセス・送金被害に遭った場合に、金融機関から補償を受けるためにも、自分の口座の入出金状況について、日常的にチェックする習慣を持つことが肝心である。

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