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国際ロマンス投資詐欺に関する弁護士による二次被害

「国際ロマンス詐欺の被害回復を求める依頼者への対応や受任業務を事務員にさせ、自身は依頼者に具体的な説明をしなかったなどとして、第一東京弁護士会は1日、所属する横山晃崇弁護士(54)と横山法律事務所を懲戒委員会に審査請求したと明らかにした。」との産経新聞による報道がありました。

https://www.sankei.com/article/20240501-LUISIENIMVMXXCFDMSQPIXOHKU/

https://www.ichiben.or.jp/news/oshirase/news/2024050126882.html

 

第一東京弁護士会が、国際ロマンス投資詐欺被害について、弁護士に依頼したとしても、被害回復が困難である理由について解説しています。

https://www.ichiben.or.jp/bengoshi/soudan/romancescam-faq.html

Q2 なぜ、被害回復が困難なのですか?
A2 国際ロマンス・投資詐欺では、
①SNSでやりとりをした人とお金を振り込んだ口座の名義人が別人であるため、口座名義人から詐欺をした人にたどり着かなかったり、②SNSでやりとりをした人が誰かをSNSの運営会社に問い合わせても突き止められなかったり、③お金を振り込んだ口座を差し押さえても既に出金されていたり、仮にお金が残っていても他に差し押さえた人と分配しなければならなかったり、④SNSでやりとりをした人を突き止めることができたとしても、海外在住であるなどの理由から、被害回復に至らないことが多いとされています。

Q3 暗号資産での送金の場合は、暗号資産を送金したアドレスから移転先が調査できれば、詐欺の加害者が突き止められてお金が返ってくるのですよね?
A3 詐欺の加害者から指定されたアドレスの調査を行っても、加害者を特定するのは極めて困難なのが実際のところです。また、調査会社に依頼すると調査費用がかかります。
仮に、調査の結果、加害者が特定されても、海外居住の外国人であることも多いので、回収は困難を極めます。

 

国際ロマンス投資詐欺被害に遭い、インターネットで見つけた弁護士(法律事務所)のWebサイトに問い合わせをしたところ、回収可能性に関して強い期待を抱かせる説明がなされ、高額な着手金(概ね数十万円以上)を支払って依頼したが、その後、事件処理について報告がほとんどなされないという場合は、弁護士による二次被害に遭った可能性がありますので、ご相談ください。

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