弁護士資格のない事務職員らに法律業務 神奈川県弁護士会が懲戒手続き
その他投資詐欺神奈川県弁護士会が、同会所属の鈴木健弁護士の懲戒手続を開始したことを発表しました。
「神奈川県弁護士会は9日、弁護士資格のない事務職員らに法律事務に当たらせ、弁護士職務基本規程に反したとして、鈴木健法律事務所(横浜市中区)の鈴木健弁護士(55)の懲戒手続きを開始したと発表した。鈴木弁護士は弁護士法違反(非弁護士との提携)の罪で起訴された元衆院議員の今野智博被告(49)の共同受任先で、県弁護士会は事案の重大性や被害拡大防止の観点から、懲戒処分の決定前に公表した。
県弁護士会によると、鈴木弁護士は2月下旬ごろから、被害回復の難しい事案が多い投資詐欺事案について「お金を取り戻します」「被害金が返金されて解決」などと被害者が誤認するような内容を事務所のホームページ上に表示させていた。
また、受任する際も弁護士が行う事情聴取や弁護士報酬などの説明の多くを同被告の事務職員に行わせた上、事件処理の労力や回収可能性に見合わないおそれのある高額な着手金を提示していた疑いがある。」
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