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詐欺の二次被害について

詐欺の被害に遭った人のところに、「被害回復の手伝いをする」、「今度は本当に儲かる案件を紹介する」などという連絡が入り、手数料や新たな投資の名目でお金を支払ったが、結局、何もしてもらえず、さらに被害が拡大してしまうという事例を目にすることがあります。
「(沢山いる被害者の中で)あなたにだけ特別に連絡した」などと言われることもあります。

昔から、詐欺師のコミュニティの中で、騙すことに成功した被害者の名簿、いわゆる「カモリスト」が共有されているので、一度、詐欺の被害に遭うと、また同じように騙されて、二度三度と詐欺の被害に遭うことがあるということは、よく言われています。

詐欺の被害に遭った人の多くは、反省から、詐欺に遭う前よりも色々なことに対して警戒するようになり、同じような手口で騙されることはないのですが、一方で、「何としてでも被害を回復したい」、「損を取り戻さなければ」という意識が強いと、詐欺によって被った損害を回復するチャンスがあるという話に飛びついてしまい、二次被害に遭ってしまうこともあるのが現実です。

詐欺の二次被害に遭うことを防ぐ方法としては、甘い話、あまりにもうまい儲け話は信用しない、ということがまず言えるとして、ほかには、自分一人で判断せずに、誰かに話して意見を聞くようにする、ということがあります。

自分一人では、先入観や思い込みから、冷静な判断ができないとしても、身内でも友人でも、その話に利害関係がなく、冷静に客観的に判断できる第三者に意見を求めることで、常識的な観点からの意見を聞くことができ、詐欺の二次被害に遭うことを防げるでしょう。
(最初に詐欺の話を持ち掛けられたときに身内などの第三者の意見を聞いていれば、そもそもの被害を防げるでしょう。)

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