バイナリーオプションのサインツール購入代金として支払った全額の回収に成功した事例 ｜悪質商法・詐欺被害のための弁護士市川巧特設サイト

そもそもバイナリーオプションは、複雑な理論的根拠に基づく金融取引であり、合理的な投資判断を行うためには、オプション取引に関する専門知識や高度なリスク管理が必要であること、そして、専門知識があっても、相場を正確に予測することは難しいうえ、一定時間後のレートをピンポイントで高い確度で予測することは非常に困難であること、さらに、射幸性が高く、損失を被るおそれが取引であり、金融庁が注意喚起していること（https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/binary.html）
からして、バイナリーオプションで勝率９０％を実現できるということは経験則上あり得ず、バイナリーオプションがで勝率９０％を実現できるなどというサインツールの販売は詐欺であることを、クレジットカード会社に説明し、チャージバック申請をしたところ、カード決済した全額について請求が取り消され、解決した。

本件も詐欺被害に遭ったことに気づいてすぐに相談されたことで、被害回復に成功した。
また、クレジットカード会社に対し、バイナリーオプションで勝率９０％を実現できることはあり得ないことを説得的に説明したことで、カード会社が迅速に対応してくれた。